すごい本。精神医療に関わる人には必読の書。迫真のルポ。こういう作品を生み出すところがジャーナリズムの素晴らしいところだ。
精神医療の現状と課題、歴史など、わかりやすく描かれている。精神病患者は、何も別の世界の出来事ではなく、いつだれがそうなってもおかしいものではなく、精神病棟と一般社会は「地続き感」を持って、繋がっているという。なるほど、まず一人ひとりが精神医療に関する偏見を無くすところから始めなければいけないのだろう。
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- 感想投稿日 : 2007年2月8日
- 本棚登録日 : 2007年2月8日
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