土を喰う日々―わが精進十二ヵ月 (新潮文庫) についてのみゃおさんの感想

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作家の水上勉が少年期に、京都の禅寺で過ごし、
精進料理で修行を積んだ体験をもとに、
四季(月ごと)の畑の素材に工夫を加えて料理する。
それを綴った究極の料理本とも言える書です。

その日の客へのもてなしは、「畑と相談して」考え、料理する…。

デパ地下やスーパー、コンビニに行けば何でも手が入るし、
飲食店は似非グルメ指向に走り、
「創作料理」なる何の創造性もない料理が出される。
こんな時代に、本当のご馳走とは何か、惣菜とは何か、
と考えさせられるエッセイです。

荒廃した日本の食文化に警鐘を鳴らす1冊。
2004年10月24日 16:24:19

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