なるほどー、評判になるだけあるなぁ。出会った2人が徐々に気持ちを高ぶらせていく様子がじつに上手く描かれてますね。くるくると場所を変えながら果てしなく続く2人の会話には飽きることがありません(このウィットの応酬が二人の相性の良さを物語るのですが、ちょっとレベルが高すぎ…)。互いに電話をかかけるフリをするシーンは絶品。
恋愛映画に感情移入することって殆どないのですが、この映画に限っては「旅先でこんな恋をしてみたいもんだ」と素直に憧れてしまいますね。まぁアメリカとフランスじゃぁ別れるのは現実的な判断だよなぁと思いつつ、最後の別れのシーンはひたすら悲しい…。この映画が続編前提だったかどうかは知りませんが、再会シーンを描かないで終わるところが潔くて◎ どうせこの後の2人を描いても「君の名は」みたいな話になるのは目に見えてるんだから。このあと2人が再会したのか、余韻を楽しむべし(とはいいつつ、やっぱり続編観たい…)
主役の2人の高感度も高いですね。特にイーサン・ホーク。いままで一度も良いと思ったことのないのですが、こういう役が似合うのかぁ。
「ビフォア・サンセット 」
http://booklog.jp/users/myjmnbr/archives/1/B003EVW5V4
「ビフォア・ミッドナイト」
http://booklog.jp/users/myjmnbr/archives/1/B00JOZQWBS
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
◆映画:恋愛
- 感想投稿日 : 2014年6月20日
- 読了日 : 2014年6月19日
- 本棚登録日 : 2014年6月19日
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