70年代の風俗や時代の空気感はよく出てますが、「ブギーナイツ」や「あの頃ペニーレーンと」と似たテイストであまり新鮮味はないかな。ただバンドが来日したときのエピソードも描かれてて、70年代の日本の様子がかなり忠実に描かれてて感心。
ストーリー的にはよくあるバンドものの青春映画で、成功、挫折、喧嘩、ドラッグなどなど、想定の範囲内の展開。いかんせん主人公の2人の内面描写が物足りず、いまひとつ感情移入できないのが痛い。
でもこの映画、ビジュアルと音楽は最高ですよ。
まずクリステン・スチュワートがジョーン・ジェットにあまりにそっくりなのでビックリ。シェリー・カーリーを演じるのは子役のダコタ・ファニング。すいぶん大人になったなと思うも、それでも16歳(ビッチな彼女がバンドを去って素顔に戻るラストシーンがすごくいい)。この2人のキャスティングには拍手。またバンドの音楽に興味なくても「チェリー・ボム」の演奏シーンなどには惹きつけられはず。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
◆映画:ドラマ
- 感想投稿日 : 2013年3月1日
- 読了日 : 2013年3月1日
- 本棚登録日 : 2013年3月1日
みんなの感想をみる