最後にクモが出てきたときに思ったのは、この作品はカフカの「変身」なのではないか、ということ。なぜ自分の分身(?)が現れたのかを説明せず、ただ不条理な状況に放り込まれた男の極限の心理状態を描いた作品なのではないか、と。
でも、ネタばれ解説によれば「ファイトクラブ」や「シークレット・ウィンドウ」なんかと同じネタであったようで。「なるほど」という感じですが、もやもや感は残ります。
読書状況:読み終わった
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◆映画:サスペンス・スリラー
- 感想投稿日 : 2016年7月1日
- 読了日 : 2016年6月28日
- 本棚登録日 : 2016年6月28日
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