映画の出来うんぬんの前に、この実在の人物のエピソードが強烈で、この映画の魅力は、キャストの芝居ではなく、この実話のインパクトによるところが大きいかと。
初めて性転換手術を受けた男性の話も破格ですが、彼を支えた妻の美談もまた破格。夫が女性になりたがっていることを知った妻は、夫を愛する故に、彼が女になることを応援する。勿論それは夫を失うことを意味している。この倒錯した愛には驚くばかり。本作でオスカーを獲得したのがエディ・レドメインではなくアリシア・ヴィキャンデルであったことは正しい!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
◆映画:ドラマ
- 感想投稿日 : 2017年6月23日
- 読了日 : 2017年6月17日
- 本棚登録日 : 2017年6月17日
みんなの感想をみる