カラー版 空海と密教美術 (カラー新書y)

  • 洋泉社 (2011年7月7日発売)
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本棚登録 : 30
感想 : 4
3

タイトルと内容とのギャップがある。前書きにも断っておられるが、空海の密教思想を分かりやすく解説することが本書の中核だ。
多様で雑多な密教美術を紹介・解説してくれる入門書が読みたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年9月7日
読了日 : 2012年9月7日
本棚登録日 : 2012年9月6日

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コメント 3件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2021/05/03

myjstyleさん
網羅的な入門書は難しい気がする。図書館で図録系を探せば何かあるかな?

myjstyleさんのコメント
2021/05/03

猫丸さん おはようございます。

密教は意味わからなくて、ただ今、棚上げ中です。(^。^)

偏見と浅薄な理解ですが、密教は、教義や修行によって、個を極め己を解放しようという道を離れ、ひたすら貴顕に仕え現世利益を追求します。精緻な密教図象は、観念である仏教世界をヴィジュアル化し、直接訴える感覚を確保する手段ではないかと思っています。だとすると、今のところ興味がないのです。

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2021/05/03

myjstyleさん
それに近いコトを丸谷才一だったかの著作で読んだような、、、
まぁ宗教の大半が人心掌握の手段ですから、我々には判り難い様になっています(偏見)。

猫的には、図像学と呪術について知りたいので、ちょっぴり齧ってます。。。

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