トリック劇場版 ラストステージ(本編DVD1枚組)

監督 : 堤幸彦 
出演 : 仲間由紀恵  阿部 寛  生瀬勝久  野際陽子  東山紀之 
  • 東宝
3.35
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本棚登録 : 339
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104850188

感想・レビュー・書評

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  • 海外が舞台となり、豪華なキャストということで、大掛かりなものになるのかと期待していましたが、犯人や仕掛けは従来と同じで少し迫力に欠けました。しかし、作品に詰め込まれたメタなネタや小ネタの量が多く、そしてその数々が凄く面白い。ストーリーはいつもの「トリック」と思いきや、事件の結末(犯人の顛末に関してですが)少し救いがあってホッとしました。村を襲う災害、呪術師が果たす役目について明かされていく過程には驚きました。そして終盤での上田と奈緒子のやり取りには、切なくなり、しんみりとさせるラストでした。

  • ドラマも全部観てるし劇場版もいつも楽しみにしていたので、今作でラストという事で期待しすぎたのか、今までで一番つまんなかったです。
    ギャグもいつも通りなんですが、今回はあまり楽しめず終始冷めた目で観てました。
    ただラストは良かったです。そこはウルっときました。

  • WOWOWで録画して。劇場版ラストステージ。ただただラストに泣ける。上田(阿部寛)と山田(仲間由紀恵)。きっとまたここから物語は始まる。ラストだけど、心の中で作品が生き続ける、そんな、おしまい。

  • ラスト15分の為に、私はTRICKを観続けてきたのだと思った。

    バトルロイヤルの“あの人”の事も彷彿させた上田の行動に、これが最大の愛情表現なのかと胸が重くなった。同時に「奈緒子と上田を仲良くさせ過ぎると怒られちゃうんですよ」という監督の言葉を思い出した。あぁ、本当に終わってしまうんだ…としんみりしてたらラストシーンですよ。目頭が!じわっとね!ずるいよ監督…。

    とは言え、もしかすると…?

  • ある日、天才物理学者・上田次郎は村上商事の加賀美慎一から、海外の秘境にあるレアアース採掘のために力を貸して欲しいという依頼を受ける。採掘権は獲得したのだが、その地域に住む部族が立ち退きに応じない。彼らが信奉する呪術師が、「聖なる土地を他の者に渡すわけにはいかない」と言っていて…。トリックシリーズ完結編。
    山田が自分に流れる超能力者の血の宿命と向き合い、自己犠牲的な行動に出る展開だけが、面白かった。
    お疲れさまでした。

  • いい終わりだった。
    ラスト15分、奈緒子を待つ上田先生と会いに来た里美さん、月光と共に若かりし頃の二人の映像が流れ…泣けたー。
    にしても、「やめろ!頭が悪くなる」が一番ツボだった。

    • komoroさん
      でたっ。
      大好きなトリックだね。
      本当に大好きなんだね。
      泣けるとこもあるのですね。
      以前、テレビでみたことあるけど、これ、見てみよ...
      でたっ。
      大好きなトリックだね。
      本当に大好きなんだね。
      泣けるとこもあるのですね。
      以前、テレビでみたことあるけど、これ、見てみようかな。
      2014/12/27
  • 本当に終わらせてしまったのだ・・・。
    深夜放送を楽しく観ていたのは14年も前なのか・・・。
    想えば自分も若かった。仲間由紀恵も阿部寛も。
    青春がひとつ終わってしまった・・・。

    この映画は、長年TRICKを楽しんだ人みんなのけじめです。
    卵から出て来たのが、上田と奈緒子だったとき、
    感覚で「あぁ、これで終わりなんだな」と、思いました。

    TRICKのそもそものテーマ“霊能力は実在するのか?”の謎も解明されました。
    長いこと放ったらかしといた宿題が 片付いてしまいました。

    そして ラストシーン。
    奈緒子はムッシュム・ラー村と上田を守るため、命を賭して生死不明となります。
    二人は運命共同体 一心同体、二人でひとつ なんです。
    それから1年。信じて待ち続けた上田の元に、記憶喪失になった奈緒子が戻って来ます。
    上田の前で14年前と全く同じ自己紹介を始める奈緒子。
    そんな奈緒子を見詰める上田の眼には 温かいものが滲みます。

    そして、“あの”「月光」の調べに乗って、14年間の名シーンが次々と映し出されました。
    まるで 映画館の観客皆で 卒業式に臨んでいるようでした。

    そしてTRICKは第1作第1話のファーストシーンに戻りました。
    長い長いループはついに繋がり塞がったのです。

    「月光」が流れた第1作のエンディングは男女が、産まれ、共に成長し、骨になっていた。
    この裸の男女は巨根と貧乳だったので、今思えば 上田と奈緒子だったのだろう。

  • 最初から最後まで、トリックらしい作品でした。
    くだらないコミカルなシーンと演技、演出で飽きることなく見終わることができます。

    海外らしさは特になかったように思いますが、深刻になりすぎない感じなどは、トリックの良さです。

  •  最後! 映画! 海外ロケ! ……なわりに、やっぱりドラマの延長なチープ感が漂ってる。そこが味と言えば味なのかな~。
    ※以下本当にネタバレです











     上田が最後泣きそうでギリギリ泣かないところがよかった。
     あのラストは、奈緒子は助かったけど記憶喪失になってるってことなのかな? わたしはそうだと思っていたのだけど、どうなんだろうー。
     前原さんが出てきてくれて嬉しかった。

  • あんなに面白いのにこれで終わりだなんて本当に残念すぎる。何年後でもいいからまたひょっこり映画化されることを期待。





    約4年ぶりの新作発表と共に知らされたのはシリーズの完結だった。

    作品としてはだらだら続けて飽きられるより少し惜しまれるくらいの方が価値があるとは思うけれど、ドラマが終わるときも残念でならなかったのに、これからは映画で楽しむことすらできないのかと思うとショックが大きかった。

    ややあって気持ちも落ち着き、DVDで鑑賞。



    最後とはいえ作中には堤監督らしい遊び心が満載で、画面の端から端まで気を抜くことができなかった。

    まさかの山田ドッキリから始まり、村上商事という名の怪しい企業が登場し、あのイケメン俳優北村一輝がゲイだったり、ガッツ石まっ虫が海外にも生息していたりととにかく気になる要素が盛りだくさん。(石まっ虫以外の虫が分からなかったのが悔やまれる)

    父と母の回想シーンでは色んな映画がパロディ化されてたり、なぜか突然テロップで「3Dメガネを着用してください」と表示されて驚いたり(3Dにはならない)、たびたび矢部のヅラが外れるのも笑わせてもらった。



    山田と上田のテンポ良い会話も良かったし、最後のシーンで月光が流れる中、上田の脳裏に14年前の山田との出会いがフラッシュバックしたのも感動的だった。

    まさに堤監督の言う「まさかの泣ける映画」として引き込まれていった。



    ***



    エンディングには色々な解釈があるようだけど、わたしの解釈はこれ。

    洞窟で爆発が起きたとき、祭壇にあったあの仕掛けで脱出したものの1年ほど記憶喪失で行方不明になる。その間山田は死んだことにされるが、たまたま上田の霊媒師応募を見て研究室を訪れる。

    そう思いながら見ると、余計にあのラストシーンが運命的なものに思えて感動できるので、違う見解の人は是非もう一度観てみて欲しい。

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