大きく2つの話で構成されているが、……全て読んだあとのやるせなさと言ったらない。この先に待っている変えようがない運命を知りながら、それでも進まざるをえないような。胸がぎゅうっと締め付けられるよう。全て読み終えたあとに、前編での由良の行動、思い、その言葉を改めて思い返すとなおのことだ。切ない。
こういう若者の心情がありありと描かれる文章は大好きだ。とても面白かった。
北村薫氏の「秋の花」が、僕はとても大好きで、小説では一番と言ってもいいくらい好きなのだけれど、その作品を思い出した。
登録日 : 2010年05月26日 00:24:44
コメント
まだコメントはありません。