レビュー by n255さん
3編の物語が入っていますが、どれも面白い。
「なでしこ登場!」はこの先のキーキャラクターになろうと思われる「なでしこ」の貞淑さがとてもよい。「やらずのなでしこ」とか、山にいたころのようこの謎とか、また先を期待させるキーワードも出てくる。薫の元に仕えるその他9人の犬神たちと、ようことの戦いが熱い。ようこの啓太に対する一途な思いも、読んでいて気持ちいい。
「ともはねの逆襲!」はともはねの下剤入りチョコレートから始まるドタバタ劇に、終始爆笑。見事。
「はけ、桜の木の下で想う」は、犬神を従えて長く続く川平家の宗家の米寿祝いを舞台に、この物語の世界全体が感じられ、完全に引き込まれた。
どれも、上手い。そして啓太に懐くようこがやっぱりかわいい。
登録日 : 2010年05月18日 01:14:25


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