し、み、る!
これに尽きるというほど、ただただ心にしみて、なんともない場面で泣いてしまったり。
映像も美しいし、ベティもかわいい。
少女時代に感じる孤独感をありのまま描いていて、大きすぎる誇張もないので好感がもてました。
誰が悪いというわけでもなく、ただただ少女というのは多感なんだろうなと。
父親は、精神科患者について生きるのが不器用だと言っていたけれど、不器用であるローズしかベティの異変に気が付かない。
父親も母親もベティを愛しているけれど、一人の人間として自分の周りの出来事でいっぱいいっぱいになる。
人間は誰しも生きることが不器用なんだと、思いました。
美しい映画です。わたしもこのような部類の子供だったので、共感しっぱなしでした。
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- 感想投稿日 : 2013年6月14日
- 読了日 : 2013年6月14日
- 本棚登録日 : 2013年6月14日
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