ぼくらの七日間戦争 (「ぼくら」シリーズ 1)

著者 :
  • ポプラ社 (2007年1月1日発売)
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仲間がいれば「ぼくら」は無敵だ!


夏休みを前にした一学期の終業式の日、東京下町にある中学校の、一年2組の男子生徒全員が、姿を消した。


彼らが作ったのは「解放区」。


大人たちとの大戦争。


中学生に人気だということで私も読もうかと。


痛快な物語で、終始子どもたちのペースで物語は進みます。


解説も読みましたが、かつて権力と闘った、全共闘時代の大人たちは、子どもを育てるようになると、すっかりその面影はなくなってしまった。


私も数か月前までは学生だったけど、運動のうの字もなく。


今ある社会に対して何か思ったりすることもあるけど、声を上げて叫ぶことはなく……


ただ、仲間と大きなことをするっていうのは、いいものだと思う。


大人になるとなかなか難しいよね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2012年7月4日
読了日 : 2012年7月4日
本棚登録日 : 2012年7月4日

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