仲間がいれば「ぼくら」は無敵だ!
夏休みを前にした一学期の終業式の日、東京下町にある中学校の、一年2組の男子生徒全員が、姿を消した。
彼らが作ったのは「解放区」。
大人たちとの大戦争。
中学生に人気だということで私も読もうかと。
痛快な物語で、終始子どもたちのペースで物語は進みます。
解説も読みましたが、かつて権力と闘った、全共闘時代の大人たちは、子どもを育てるようになると、すっかりその面影はなくなってしまった。
私も数か月前までは学生だったけど、運動のうの字もなく。
今ある社会に対して何か思ったりすることもあるけど、声を上げて叫ぶことはなく……
ただ、仲間と大きなことをするっていうのは、いいものだと思う。
大人になるとなかなか難しいよね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年7月4日
- 読了日 : 2012年7月4日
- 本棚登録日 : 2012年7月4日
みんなの感想をみる