手書きの戦略論 「人を動かす」7つのコミュニケーション戦略

著者 :
  • 宣伝会議 (2016年4月22日発売)
3.80
  • (2)
  • (9)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 128
感想 : 7
4

コミュニケーション=人を動かすこと
①ポジショニング論=違い。競合と違った位置付けをとる。
カテゴリーメイク型よりオーバーテイク型が多い。成熟した市場では客のニーズは絞られ、そう簡単に新しい価値軸は打ち立てられませんから、既存の価値の中でベターな選択に見せる戦いをするのがスタンダード。

②ブランド論=らしさ。ブランドらしさを記憶に残す。
大切なのはインパクトと腹落ちと反復。
※入ってきた情報の中で特に注意が向けられたものだけが、まず短期記憶に送られる。その中から、既に長期記憶に入っている知識によって意味付けされれば、長期記憶に残れる。また短期記憶を繰り返すうちに覚えることもある(他の90%は15秒で忘れる)。長期記憶は、意味記憶、エピソード記憶、手続き記憶に分かれる。エピソード記憶は時間とともに意味記憶になっていく。

③アカウントプランニング論=深層心理。隠された本音を探り当て動機付ける。
クリエイティブブリーフに落とし込む。

④ダイレクト論=反応。直接的な反応を受け止めながら長期的な関係をつくる。

⑤IMC論=接点。複数の接点を繋ぎ最適なメッセージや施策を出し分ける。
パーチェスファネルから、カスタマージャーニーや真実の瞬間が主流に。

⑥エンゲージメント論=関与。共感しあう関係をつくる。
⑦口コミ論=人づて。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年8月16日
読了日 : 2016年8月16日
本棚登録日 : 2016年8月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする