(1970.12.27読了)(1970.12.19購入)
*解説目録より*
この題名はラシーヌの悲劇「ベレニス」の中の名せりふ「ひと月の後、ひと年の後、われら如何に悩み苦しまん―」からとったもの。パリに住むある階級の男女らがかもし出す一種の交響曲で、時代の雰囲気を描写する宝石のように透明な文章の奥底に淡い虚無感が漂い、「将来のプルーストを思わせる」と評されたサガンの第三作。
☆関連図書(既読)
「悲しみよこんにちは」F.サガン著・朝吹登水子訳、新潮文庫、1955.06.25
「ある微笑」F.サガン著・朝吹登水子訳、新潮文庫、1958.05.05
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
サガン:作家
- 感想投稿日 : 2012年1月22日
- 読了日 : 1970年12月27日
- 本棚登録日 : 1970年12月27日
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