読破達成感あり。500ページ越え、しかも2段組。それでも読ませる力があったということです。
全体でローマ教と異端の静かな攻防がありつつ、前半は貿易商家の奴隷として、後半キリスト教異端たちと共にする閉塞的な生活が描かれています。
世界的に見たら、信じる神がいない日本人の方が信じられないらしいですが、この話読んでもやっぱり八百万の神で良いじゃんと思ってしまいました。一神教ってなんなんだろう。八百万より盲目的になりやすい?
信仰が人に与える影響の強さに驚愕です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本小説
- 感想投稿日 : 2012年3月23日
- 読了日 : 2012年3月15日
- 本棚登録日 : 2012年3月15日
みんなの感想をみる