発想の豊かさに脱帽、結末のシュールさに戦慄、素直な文章に安定感。
どの話も広げようと思えばもっともっと広がるはずなんだけど、あえて余韻を残しておく所がニクい。
文章の性質に起因するものだろうが、全体的には淡々としていて、パターンもあるので、何十編も連続で読むよりは、ちょこちょこ読む方が新鮮な感覚で楽しめるような気がした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本小説
- 感想投稿日 : 2012年5月24日
- 読了日 : 2012年5月12日
- 本棚登録日 : 2012年5月12日
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