信長燃ゆ(下) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2004年9月29日発売)
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本棚登録 : 225
感想 : 31
5

日本はある種特殊かも。
国家の主権は国民となっているが、脈々と続く天皇家がありながら、天下を治るのは公家であり武家でありしてきた。

なるほど〜
こういう歴史もあるかも。
信長を語る書籍は沢山ある。
今まで沢山の書籍を読んだと思うが、ほとんどがお濃の方をきちんと描写していた。
美濃を治めていた斎藤道三の娘が信長をきっちりコントロールしてたんだろうなと、何となく思い込んでたが、それはそれで人間味のある信長像。

だが本能寺の変までの一年余りに凝縮されたストーリーでみると、もっと人間味のある信長像が描かれている。

新たな歴史観を感じさせてくれた一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2012年7月17日
読了日 : 2012年7月17日
本棚登録日 : 2012年5月16日

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