「愛国」問答―これは「ぷちナショナリズム」なのか (中公新書ラクレ87)

  • 中央公論新社 (2003年5月15日発売)
3.06
  • (1)
  • (3)
  • (27)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 81
感想 : 6
2

「ネットってすぐに鬱の気分が移るというんです。本当にネガティブネットワークみたいになってしまう。」

↓のと同じようにあったから読んだ。
もうちょっと内容が古いよね。新書だとほんの5年前だとこんなにも古く感じるのだと思った。
まぁ、今でも通ずるところもあるけれどね。
香山さんが齊藤孝の「声に出して読みたい日本語」シリーズを流布することで日本人だという自己肯定欲を上げているだなんて、なんだか唖然としてしまったわ。
こういう風に私が思ってしまうこと自体、それはもう手中にはまっているのだというならば、それは言っているほうがどうかと思うわ。
ステレオタイプなものの見方だとは思うけれど、こういう人の精神的なものを扱っている専門科の人の中にはすぐに人をどっちだこっちだとカテゴライズする傾向があるような気持ちを増幅させた1冊だったのだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:  新書
感想投稿日 : 2008年12月30日
読了日 : 2008年12月30日
本棚登録日 : 2008年12月30日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする