昨日、「明日の友を数えれば」(幻戯書房、平成24年12月発行)を、半分まで読んで寝た。お洒落で、節度あるエッセー集。今朝の新聞、肺炎で常盤新平氏81歳ご逝去の報。あっと思った。昨日、栞を挟んで閉じたページ(「良寛さん」)に、題名をとった歌などが。この本でしか知らない人だが、何となく幸せな人生だったような気が。文中から印象的な歌3首。
手を折りて昔の友を数ふればなきは多くぞなりにけるかも
山住のあわれを誰に語らましあかざ籠(こ)に入れかへるゆうぐれ
身をすてて世を好すくふ人も在(ま)すものを草のいほりに閑もとむとは
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2013年2月20日
- 読了日 : 2013年1月23日
- 本棚登録日 : 2013年2月15日
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