ポアロシリーズ6作目。
ここまできたら、クリスティーの思考回路が分かってきそうなものだけど、
やっぱり最後のどんでん返しで気持ち良く騙されてしまう(笑)
「邪悪な家」というタイトルに相応しく、
悪意、嫉妬…ドロドロとした感情が渦巻いている作品でしたね。
表向きは優雅だけど、その仮面の下は、、、
岬の先に建つエンド・ハウスの、若く美しい女主人ニック。
彼女は3度も命を狙われるが、運良く命拾いをする。
ポアロに助力を仰いだニックは、ポアロの目の前で狙撃され…
むぅ、これまた予想外の犯人でした!
確かに犯人に行きつくための要素は完全に提示されるのですが、
巧みに意識を逸らされてしまうのが、さすがクリスティーです。
愛しのヘイスティングズ君も登場してくれて、嬉しかった(笑)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
BOOK
- 感想投稿日 : 2013年6月30日
- 読了日 : 2013年6月22日
- 本棚登録日 : 2013年6月30日
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