「深紅の碑文」を読んだら、つい再読したくなって。
表題作「魚舟・獣舟」は、やはり傑作です。
陸地の大半が水没した近未来。
初めて読んだ時も、特殊な設定にも関わらず、
すんなりと受け入れられたのを覚えています。
ここから「華竜の宮」「深紅の碑文」が作られたんだなぁ…
寄生茸が増殖する「くさびらの道」も好き。ホラーですな。
「真朱の街」も、恒川光太郎さんを思わせる奇妙な味で好き。
中編「小鳥の墓」も傑作ですね。
改めて暗い雰囲気の短編集だなぁと思いました…(笑)
読書状況:読み終わった
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BOOK
- 感想投稿日 : 2014年6月14日
- 読了日 : 2014年5月15日
- 本棚登録日 : 2014年5月15日
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