二人の女性を焼き殺した罪で死刑判決を受け、拘置所にいる木原坂雄大に関わる物語です。彼についての本を書くという男が本人や関係者に話を聞きます。
最初は、彼はなぜ女性を殺したのか、被告の心理を探る文学作品だと思いました。しかし、読み進めるにつれて、本当に彼が犯人だったのか、真相を探るミステリー要素も含む作品だと気付きました。
中村文則さんの作品が持つ引き込まれる雰囲気はもちろん、想像を裏切られ、驚かされる展開もありました。真相を知った後で、もう一度始めから読み返したくなりました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年8月31日
- 読了日 : 2017年8月31日
- 本棚登録日 : 2017年8月30日
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