Reading Room»
どの程度のペースで読書ができるか。趣味嗜好の偏りは悪しからず。
レビュー by ななみさん
久々に納得のいくミステリー(というか謎解き?)小説に出会えました。
お父さんに貸してもらって読んだ本なので、初版1983年、手元にあるのが1996年の24刷目。
なんか歴史を感じるねwwww
主人公は、うーん、多分折口信夫。明治四十二年のはなし。
だけど、実際の主人公というべき人は香坂明、昭和二十九年生まれの二十六歳。
香坂は、過去の人間の意識に入り込むというR新薬の実験台として、折口信夫とリンクしてほしいと頼まれる。
折口は研究していた猿丸と柿本人麻呂の関係の謎解きをしていた。
彼の友人、柿本はあの猿丸太夫の末裔だと聞き、2人は謎解きを始める。
が、突然の事故―柿本の父と同じ方法での「殺し」ではないかと、折口は事件の真相を暴いていく。
「いろは歌」や「奥山歌」、殺人事件、どの謎をとってもきちんと筋立てされていてすごい。
若干、中学生には難しい気もしたけど、やっぱり史実から謎を解き明かすというのも凄いと思う。
これは流石、江戸川乱歩賞取れちゃうのも納得です( ̄ー ̄)+
登録日 : 2009年06月10日 22:25:45


コメント
まだコメントはありません。