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ななみさんの本棚 > 孤独星,陽のあたるところ,×


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どの程度のペースで読書ができるか。趣味嗜好の偏りは悪しからず。

レビュー by ななみさん

小説   読み終わった  読了日 : 2009年06月29日  4

ネットで全部読んでいたのに、金欠少女がお金出して買ってしまいました。
携帯小説のようで読みづらそうだったけど、読んでくと横文字の良さも見えてきたり。

ネットで読んだ時(グランプリなど決まる前)、私が大プッシュしてた孤独星と陽のあたるところ。
×(かける)はそこまで好きだとは思わなかったんだけど、まさかの2作品ノミネートに驚愕。


孤独星。
陰気な男の子・高藤尚人と、氷の女帝・須波千登勢。
クラスでも誰とも話さないのに正反対のふたりは、「ホシ」というものに惹かれて近づいていく。
対照的な二人の別れ―それは須波の世界が終わったときに訪れる。

まさか私より2歳上のベニさんが書いた作品で泣けるとはね…。


陽のあたるところ。
私がグランプリに大プッシュした作品。泣ける。
残念ながら準グラだけど、よしとしよう。

日向―陽のあたるところ。それがあたしの名前。
何度かこの文が出てくるのですが、出てくる度、違う意味を持っていると思う。
もう少しで失明しそうだけど、まだ太陽は見える。
見えなくなったら「日向」でいられなくなる。
入院している病院での人間関係によって、ひなちゃんの世界の終わりも、新しい決意に繋がっていく。


×(かける)。
世界の終わりだという日、マンガの続きを知るためにオタクのカオルはネット住民に叩かれ、渋々星川先生を探し出す。
マンガ「空を駆ける」にかける情熱は誰にも負けない。
世界の終わりの日、外に出ている住民など誰もいない街東京で、星川先生を探す者だけが駆け回る。

政府の政策、だなんておかしい。
上から禁止しかしない大人に対するささやかな反抗文書みたいで、面白いと思った。 登録日 : 2009年06月29日 17:50:00


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