今回は主人公の敵側である同盟のマリーネが主体になって話が動く4巻目ですが。
とうとう戦争が再開され、戦記物の面目躍如といったところでしょうか。複数の国家同士が連携し、それぞれの戦線でぶつかり合う――いかにも「戦争している」って雰囲気が出ていて好きな巻です。
にしても。アルトゥーク伯ヴィラールは主人公達にとってのラスボスだと思っていたのですが……まさかこんな展開になるとは思いませんでした。一体全体、今後どうやってこの状況をひっくり返していくのか。
読者の予想を良い意味で裏切ってワクワクさせるのは良い小説です。はい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2017年11月20日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2017年11月20日
みんなの感想をみる