読書状況 積読
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カテゴリ SF

2024/3/6読了。
本をたくさん読む人なら分かると思うけど、読んだ本は自分の読書歴の中に位置付けられていって、自分の中にたくさんの本をパーツとする文脈、自分なりのコンテキストが形づくられていく。
それを書評家が「宝島」「水滸伝」「南総里見八犬伝」まで遡り、文献も合わせて引きながらきちんとやると、ある種の文学史と呼んで良いもの、生きた文学史とでも呼ぶべき評論になるのだなあと思った。これはそういう本。
特に冒険小説のようなエンターテインメントの文学史というのはあまりないと思うので貴重。本書自体が読んでいて滅法面白いエンターテインメントでもある。

2024年3月7日

読書状況 読み終わった [2024年3月7日]
カテゴリ 評論

2024/2/25読了。

2024年2月25日

読書状況 読み終わった [2024年2月25日]
カテゴリ 新書

2024/2/23読了。

2024年2月23日

読書状況 読み終わった [2024年2月23日]
カテゴリ 新書

2024/2/17読了。

2024年2月17日

読書状況 読み終わった [2024年2月17日]
カテゴリ 新書

2024/2/27読了。

2024年3月1日

読書状況 読み終わった [2024年3月1日]
読書状況 積読

2023/10/2読了するのを断念し途中で読むのをやめた。いい本なのだと思う。こういう本だと思わずに読み始めた自分が馬鹿だっただけ。

読書状況 いま読んでる

2023/9/24読了。
文章生成系AI、大規模言語モデルって何なのか知りたい一般人(文系)向けの入門書としてとても良書だった。いきなり「ChatGPTでサクッとお金を稼ぐ方法」とか「ChatGTPで仕事らくらく全自動化!」みたいなマニュアル本に飛びついて、本に載ってるプロンプトを丸写しするような使い方をして、ChatGPTの知ったかぶりを真に受けて恥をかいたりするよりも、本書のような人工知能の専門家による概説書であいつらが何者なのかをざっくりとでも知っておいたほうが良いと思う。

さて、本書のタイトルは『大規模言語モデルは新たな知能か』という問いになっているが、答えはもう本書の各所にこんなことがたびたび書いてあるのを見れば明らかだ。
「人が狙って設計して導入したわけではないので、学習している間に、次の単語をより良く予測するためにこうした能力を獲得したことになる。」
「実際に試してみると、開発者も予想していなかった効果が生まれていたことがわかったのだ。」
「モデルは設計者も想定していなかった働きを獲得していたことがわかった。」
「まだわかっていない仕組みがある可能性は大きく、解明が必要とされている。」
あとがきには、こんなことも。
「なぜこのようなことが実現できているのか、あるいはまた、問題がおこるのかという、現象の理解も重要な研究テーマです。」
これって、人間が工業製品を開発したときの態度ではなくて、新種の生き物を発見して生態観察をしているときの態度では……?
さらに著者は、大規模言語モデルの使い方について、
「間違いもするし、自分と考え方も違う人のように付き合う」
とアドバイスしてくれている。
つまり僕ら一般人は、もう大規模言語モデルをある種の知能か、素性の知れない「人」として扱ったほうが(少なくとも便宜上は)いいのではないか。

僕なんかはド文系だからもうそうなってしまっていて、そうするとChatGPTを使うときにも敬語で話したり、恥の意識が働いたり、こいつ知ったかぶりをしてるんじゃないかと疑ったりという態度が自然に生まれて、でも一般人はこれくらいのほうがいいんじゃないかと思うのだ。
かつてインターネットやモバイルコンピューティングやソーシャルネットワークといった革新的なテクノロジーやサービスが生まれては、しかし一般人に普及していくたびに世の中がこんな有様になっていってしまった経緯を思い起こすと、ただのテクノロジーとして使い捨てるよりは、ある種のそうした敬意や抑制が働く態度で接したほうがいいのではないかと、つくづくそう思う。

2023年9月24日

読書状況 読み終わった [2023年9月24日]

2023/9/21読了。
今までに読んだ(読みかけてすぐに放棄したのがたくさんある)「ChatGPTに小説を書かせる方法」的な本の中では、一番まともで実用的な内容だった。著者のメソッドが隠すところなくすべて開示されており、それは同じことを試みた物書きが概ね同じところへたどり着いていると思われる妥当なものだ。同じことを試みた物書きが例外なくChatGPTに対して抱くであろうイラッとする感情も書かれていて、ニヤリとさせられた。
本書に書かれているのは大きく言うと次の二つである。

1、ChatGPTに小説のストーリーを考えさせ本文まで書かせる方法。
2、ChatGPTに小説を書くときの相談相手・アシスタントをさせる方法。

そして読み終えて思ったのは(読む前に僕自身も試行錯誤して到達していた結論でもあるが)、「もともと小説が書けない人にはChatGPTを使っても小説は書けない」ということである。
上記の1は、めちゃめちゃ大変である。この方法で書くぐらいなら、最初から自分で書いた方が早いし楽しい。だから僕はこの方法で創作にChatGPTをフィーチャーするのは諦めた。ただし人に頼まれたものを自分の好みや楽しみとは関係なく仕事として作業として書かねばならない人には効率化の良い手段になる、かもしれない。
2は役に立つ。ChatGPTはかなり抽象的な議論にも応じてくれるので、プロットを練るための壁打ち相手としては優秀だ。ただしこれも「もともと小説を書ける人が小説を書くときに行っている構想や自問自答やリサーチ」の一部を外部化・高速化しているだけのことなので、小説の構想を立てられない人が無から小説を生み出せるという話ではない。
そう、小説に限らず、ChatGPTやAIは無から有を生み出してくれる打ち出の小槌ではなくて、人間のやることを効率化してくれたり拡張してくれるだけのものだから、AIなしでもやっていける人が一番AIを有効活用できるのだなと、改めて思った。

2023年9月21日

読書状況 読み終わった [2023年9月21日]
カテゴリ 実用

2023/9/21読了。
僕はコンピュータサイエンスについても情報処理工学についても数学についてもまったくの門外漢のド文系なので、本書に書いてあることの細部はほとんど理解不能だった。
しかし本書がすごいのは、それでもChatGPTをはじめとする大規模言語モデルのAIの本質について、ド文系の僕にも雰囲気で理解させてしまうというところだ。
つまるところ、AIを開発した人々は、彼らは脳のモデルと勉強の仕方のモデルを作ったのだな。そのモデルを最近になって十分に高機能化したGPUに乗せてやってみたら急に頭が良さそうに動き出したもんで、作った本人たちが一番驚いており、作った本人たちにもAIの頭で何が起こっているのか個別の計算については正確には分からないし、辿れないし、説明できないし、そうするためには今度はAIを外から自然科学的に観察して推理しなければならないのだな、ということが分かった。ちょうど、医者は人間一般の脳の仕組みについては分かるし説明もできるけれども、僕がこの文章を書くときに僕の脳で起こっていることのディテールについては分からないし誰にも説明できないようなものだな、と。AIがこれまでの工業製品とはまったく違うプロダクトであることが分かった。ある意味、恐ろしい話だ。
ド文系の僕にもそれが雰囲気で伝わるというのは、著者が正直に「わからない」「なぜだかそうなる」と書いてくれているおかげであり、自分の作った言語の宣伝の気味はあるけれども、誠実な著者であり著書だと思う。

2023年9月21日

読書状況 読み終わった [2023年9月21日]

2023/9/18読了。

2023年9月18日

読書状況 読み終わった [2023年9月18日]
カテゴリ 新書

2023/9/9読了。

2023年9月9日

読書状況 読み終わった [2023年9月9日]
カテゴリ ビジネス

2023/8/5読了。
しかしまあ、なんという救いのない結論だろう。いや、救いとなる結論は存在しない、ということをズバリ書いてくれている本なのだろう。

2023年8月5日

読書状況 読み終わった [2023年8月5日]
カテゴリ 新書

2023/7/27読了。
すらすらと読みやすくてうっすい話だなーと思って読み進めていたのだが、なんという恐ろしいことをやる作家なのだろう。この作品がどれほど恐ろしい執筆作業を経て紡ぎ出されたものか真の意味で理解できる読者が果たしてどれだけいるのだろう。これをすらすらと読みやすい文章でやるとは脱帽だ。まさに「A先生」の作品を読んで以来の驚愕の読書体験。

2023年7月27日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2023年7月27日]
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