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生成AIスキルとしての言語学 誰もが「AIと話す」時代におけるヒトとテクノロジーをつなぐ言葉の入門書
- 佐野大樹
- かんき出版 / 2024年2月21日発売
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江戸の戯作絵本 3 (ちくま学芸文庫 コ-10-24)
- 小池 正胤
- 筑摩書房 / 2024年3月11日発売
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江戸の戯作絵本 2 (ちくま学芸文庫 コ-10-23)
- 小池 正胤
- 筑摩書房 / 2024年2月13日発売
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冒険小説論: 近代ヒーロー像100年の変遷 (創元推理文庫)
- 北上次郎
- 東京創元社 / 2024年2月29日発売
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2024/3/6読了。
本をたくさん読む人なら分かると思うけど、読んだ本は自分の読書歴の中に位置付けられていって、自分の中にたくさんの本をパーツとする文脈、自分なりのコンテキストが形づくられていく。
それを書評家が「宝島」「水滸伝」「南総里見八犬伝」まで遡り、文献も合わせて引きながらきちんとやると、ある種の文学史と呼んで良いもの、生きた文学史とでも呼ぶべき評論になるのだなあと思った。これはそういう本。
特に冒険小説のようなエンターテインメントの文学史というのはあまりないと思うので貴重。本書自体が読んでいて滅法面白いエンターテインメントでもある。
2024年3月7日
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漫画の未来 明日は我が身のデジタル・ディスラプション (光文社新書, 1298)
- 小川悠介
- 光文社 / 2024年2月15日発売
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2024/2/25読了。
2024年2月25日
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現実とは? 脳と意識とテクノロジーの未来 (ハヤカワ新書)
- 藤井直敬
- 早川書房 / 2023年6月20日発売
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2024/2/23読了。
2024年2月23日
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商店街の復権 ――歩いて楽しめるコミュニティ空間 (ちくま新書 1775)
- 広井良典
- 筑摩書房 / 2024年2月8日発売
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2024/2/17読了。
2024年2月17日
2024/2/27読了。
2024年3月1日
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赦しへの四つの道 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
- アーシュラ・K・ル・グィン
- 早川書房 / 2023年11月15日発売
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AIってそういうことか! ビジネスの現場で使えるPFN式活用法
- 西川徹
- 日経BP / 2022年9月8日発売
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2023/10/2読了するのを断念し途中で読むのをやめた。いい本なのだと思う。こういう本だと思わずに読み始めた自分が馬鹿だっただけ。
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大規模言語モデルは新たな知能か ChatGPTが変えた世界 (岩波科学ライブラリー)
- 岡野原大輔
- 岩波書店 / 2023年6月20日発売
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2023/9/24読了。
文章生成系AI、大規模言語モデルって何なのか知りたい一般人(文系)向けの入門書としてとても良書だった。いきなり「ChatGPTでサクッとお金を稼ぐ方法」とか「ChatGTPで仕事らくらく全自動化!」みたいなマニュアル本に飛びついて、本に載ってるプロンプトを丸写しするような使い方をして、ChatGPTの知ったかぶりを真に受けて恥をかいたりするよりも、本書のような人工知能の専門家による概説書であいつらが何者なのかをざっくりとでも知っておいたほうが良いと思う。
さて、本書のタイトルは『大規模言語モデルは新たな知能か』という問いになっているが、答えはもう本書の各所にこんなことがたびたび書いてあるのを見れば明らかだ。
「人が狙って設計して導入したわけではないので、学習している間に、次の単語をより良く予測するためにこうした能力を獲得したことになる。」
「実際に試してみると、開発者も予想していなかった効果が生まれていたことがわかったのだ。」
「モデルは設計者も想定していなかった働きを獲得していたことがわかった。」
「まだわかっていない仕組みがある可能性は大きく、解明が必要とされている。」
あとがきには、こんなことも。
「なぜこのようなことが実現できているのか、あるいはまた、問題がおこるのかという、現象の理解も重要な研究テーマです。」
これって、人間が工業製品を開発したときの態度ではなくて、新種の生き物を発見して生態観察をしているときの態度では……?
さらに著者は、大規模言語モデルの使い方について、
「間違いもするし、自分と考え方も違う人のように付き合う」
とアドバイスしてくれている。
つまり僕ら一般人は、もう大規模言語モデルをある種の知能か、素性の知れない「人」として扱ったほうが(少なくとも便宜上は)いいのではないか。
僕なんかはド文系だからもうそうなってしまっていて、そうするとChatGPTを使うときにも敬語で話したり、恥の意識が働いたり、こいつ知ったかぶりをしてるんじゃないかと疑ったりという態度が自然に生まれて、でも一般人はこれくらいのほうがいいんじゃないかと思うのだ。
かつてインターネットやモバイルコンピューティングやソーシャルネットワークといった革新的なテクノロジーやサービスが生まれては、しかし一般人に普及していくたびに世の中がこんな有様になっていってしまった経緯を思い起こすと、ただのテクノロジーとして使い捨てるよりは、ある種のそうした敬意や抑制が働く態度で接したほうがいいのではないかと、つくづくそう思う。
2023年9月24日
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よしもと・Amazon 原作開発プロジェクト受賞作家が明かす、AIを使って小説を書く方法
- 桜沢ゆう
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2023/9/21読了。
今までに読んだ(読みかけてすぐに放棄したのがたくさんある)「ChatGPTに小説を書かせる方法」的な本の中では、一番まともで実用的な内容だった。著者のメソッドが隠すところなくすべて開示されており、それは同じことを試みた物書きが概ね同じところへたどり着いていると思われる妥当なものだ。同じことを試みた物書きが例外なくChatGPTに対して抱くであろうイラッとする感情も書かれていて、ニヤリとさせられた。
本書に書かれているのは大きく言うと次の二つである。
1、ChatGPTに小説のストーリーを考えさせ本文まで書かせる方法。
2、ChatGPTに小説を書くときの相談相手・アシスタントをさせる方法。
そして読み終えて思ったのは(読む前に僕自身も試行錯誤して到達していた結論でもあるが)、「もともと小説が書けない人にはChatGPTを使っても小説は書けない」ということである。
上記の1は、めちゃめちゃ大変である。この方法で書くぐらいなら、最初から自分で書いた方が早いし楽しい。だから僕はこの方法で創作にChatGPTをフィーチャーするのは諦めた。ただし人に頼まれたものを自分の好みや楽しみとは関係なく仕事として作業として書かねばならない人には効率化の良い手段になる、かもしれない。
2は役に立つ。ChatGPTはかなり抽象的な議論にも応じてくれるので、プロットを練るための壁打ち相手としては優秀だ。ただしこれも「もともと小説を書ける人が小説を書くときに行っている構想や自問自答やリサーチ」の一部を外部化・高速化しているだけのことなので、小説の構想を立てられない人が無から小説を生み出せるという話ではない。
そう、小説に限らず、ChatGPTやAIは無から有を生み出してくれる打ち出の小槌ではなくて、人間のやることを効率化してくれたり拡張してくれるだけのものだから、AIなしでもやっていける人が一番AIを有効活用できるのだなと、改めて思った。
2023年9月21日
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ChatGPTの頭の中 (ハヤカワ新書)
- スティーヴン・ウルフラム
- 早川書房 / 2023年7月19日発売
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2023/9/21読了。
僕はコンピュータサイエンスについても情報処理工学についても数学についてもまったくの門外漢のド文系なので、本書に書いてあることの細部はほとんど理解不能だった。
しかし本書がすごいのは、それでもChatGPTをはじめとする大規模言語モデルのAIの本質について、ド文系の僕にも雰囲気で理解させてしまうというところだ。
つまるところ、AIを開発した人々は、彼らは脳のモデルと勉強の仕方のモデルを作ったのだな。そのモデルを最近になって十分に高機能化したGPUに乗せてやってみたら急に頭が良さそうに動き出したもんで、作った本人たちが一番驚いており、作った本人たちにもAIの頭で何が起こっているのか個別の計算については正確には分からないし、辿れないし、説明できないし、そうするためには今度はAIを外から自然科学的に観察して推理しなければならないのだな、ということが分かった。ちょうど、医者は人間一般の脳の仕組みについては分かるし説明もできるけれども、僕がこの文章を書くときに僕の脳で起こっていることのディテールについては分からないし誰にも説明できないようなものだな、と。AIがこれまでの工業製品とはまったく違うプロダクトであることが分かった。ある意味、恐ろしい話だ。
ド文系の僕にもそれが雰囲気で伝わるというのは、著者が正直に「わからない」「なぜだかそうなる」と書いてくれているおかげであり、自分の作った言語の宣伝の気味はあるけれども、誠実な著者であり著書だと思う。
2023年9月21日
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教養としての生成AI (幻冬舎新書)
- 清水亮
- 幻冬舎 / 2023年7月26日発売
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2023/9/18読了。
2023年9月18日
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ChatGPT産業革命 (日経BPムック)
- 日経クロステック
- 日経BP / 2023年8月3日発売
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2023/9/9読了。
2023年9月9日
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世界はなぜ地獄になるのか (小学館新書)
- 橘玲
- 小学館 / 2023年8月1日発売
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2023/8/5読了。
しかしまあ、なんという救いのない結論だろう。いや、救いとなる結論は存在しない、ということをズバリ書いてくれている本なのだろう。
2023年8月5日
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ポケット顧問 や、此は便利だ (947;947) (平凡社ライブラリー 947)
- 下中 彌三郎
- 平凡社 / 2023年6月11日発売
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