2015/11/11読了。
この作者は怪しい裂け目を見つけるのが異常にうまい。「赤羽」もそうだが、僕らの目には表向きまったく何でもなく見える街や物や人なのに、この作者の目には怪しい異界への裂け目が見えるらしい。この辺までは僕らでも「何だか怪しいなあ」と気がつくことが時々あるが、この作者がすごいのは、その裂け目に入っていってしまうところだ。もっとすごいのは、その裂け目からちゃんと正気を保ったまま帰ってくることだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2015年11月12日
- 読了日 : 2015年11月12日
- 本棚登録日 : 2015年11月12日
みんなの感想をみる