望みしは何ぞ: 王朝-優雅なる野望 (中公文庫 な 12-9)

著者 :
  • 中央公論新社 (1999年4月1日発売)
3.61
  • (11)
  • (12)
  • (26)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 141
感想 : 13

「この世をば」の事実上の続き。
藤原氏全盛期を経て、やがて院政へ移行していく過渡期の様子を、道長の息子・能信を通して描かれる物語。

藤原氏にとっては、斜陽期に入っていく物語だからか、購入した当時はそうでもなかったけど、年を経て読み返したら、三部作で一番面白いかも知れないと思った。
(けど、王朝序曲が特別好きなので、一番の座が素直に譲れない(笑))


三部作+噂の皇子を、ワンセットにして何処かで出してくれないかしらん。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説−時代・歴史もの
感想投稿日 : 2006年7月23日
読了日 : 2006年7月23日
本棚登録日 : 2006年7月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする