「この世をば」の事実上の続き。
藤原氏全盛期を経て、やがて院政へ移行していく過渡期の様子を、道長の息子・能信を通して描かれる物語。
藤原氏にとっては、斜陽期に入っていく物語だからか、購入した当時はそうでもなかったけど、年を経て読み返したら、三部作で一番面白いかも知れないと思った。
(けど、王朝序曲が特別好きなので、一番の座が素直に譲れない(笑))
三部作+噂の皇子を、ワンセットにして何処かで出してくれないかしらん。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説−時代・歴史もの
- 感想投稿日 : 2006年7月23日
- 読了日 : 2006年7月23日
- 本棚登録日 : 2006年7月23日
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