吉田松陰: 変転する人物像 (中公新書 1621)

著者 :
  • 中央公論新社 (2001年12月1日発売)
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その時代時代において、革命家、愛国者、教育者など理想として語られる吉田松陰が実は時代の求めるものを鏡のように映していたという内容。歴史は後世の解釈によるものが大きいという点に気づかされて面白かった。坂本竜馬も司馬遼太郎があれほど面白くかいたからみんなに愛される人物になったという面もありそう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2006年8月21日
読了日 : 2006年8月21日
本棚登録日 : 2006年8月21日

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