確かにこういう側面は人間のリアルでもあるし、思春期特有の感情の機微や複雑さが描かれているんだなとはわかる。そういう人もいるんだろうな、こういうこともあるんだろう、と客観的に。
自分も思春期を通り抜けてきて、当時は色々感じたり悩むこともあったけれど、結局最後まで彼女には共感できず。
物語を読んで、読後感としてなにが残るか、といえば特になにも残らない。少なくとも私は。(むしろ少し心地がわるい)また読み返したいものでもないなあ。
この本を楽しめるかは、この主人公(林真理子)に共感出来るか出来ないかというところだと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年1月21日
- 読了日 : 2018年1月21日
- 本棚登録日 : 2018年1月21日
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