全編、元プロレスラーが本人の口調で自叙伝的なことを語っているというスタイルです。
この文体、というか、プロレスラーの口調にしばらく馴染めなくて、読み始めは相当戸惑いました。。
内容は、老いたプロレスラーのじいさんと少年との関わり。
いいと思いますが、プロレス以外はよくある設定。
よくある話の域を抜け出せず、ありがちなストーリーのまま中途半端に終わった…という印象。
所々に、名言は登場するんですが、話自体がイマイチで、名言も最大限に生かされてなかった気がします。
読み始めてから、これがアントニオ猪木主演で映画化されていると知ってしまいました。
その後、本を読んでいても、猪木の顔と赤いタオルがどうしても重なり、シリアスな場面でも感情移入が難しかったです。。(^-^;
短編がもう一話収録されていましたが、
…この設定もまたありきたりで、う〜ん、何とも言えません。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2011年6月18日
- 読了日 : 2011年6月10日
- 本棚登録日 : 2011年6月10日
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