そもそも自分とは何かなんて、とても曖昧なことなんだよなあ。
橙子さんの物質的な連続性にすら頓着しない自我意識観が、事故前の自分と今の自分との相違に囚われ続ける式のそれと、ものすごく対照的だった。上巻は「突き抜けた中二病かっけぇええ」という感じだったのですが、中巻は色んな人の思いがせつなくて泣きそうになった。無意味なんてことはない。無価値なんてこともなかった。
荒耶さんがジョージ枠なのはもう見た瞬間にわかりました笑
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年7月17日
- 読了日 : 2013年7月13日
- 本棚登録日 : 2013年7月1日
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