空の境界(中) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2007年12月14日発売)
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本棚登録 : 2231
感想 : 110
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そもそも自分とは何かなんて、とても曖昧なことなんだよなあ。
橙子さんの物質的な連続性にすら頓着しない自我意識観が、事故前の自分と今の自分との相違に囚われ続ける式のそれと、ものすごく対照的だった。上巻は「突き抜けた中二病かっけぇええ」という感じだったのですが、中巻は色んな人の思いがせつなくて泣きそうになった。無意味なんてことはない。無価値なんてこともなかった。

荒耶さんがジョージ枠なのはもう見た瞬間にわかりました笑

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2013年7月17日
読了日 : 2013年7月13日
本棚登録日 : 2013年7月1日

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