主人公は大学院修了し、高校教師への道も決まり、付き合っている彼女と結婚しようとしていた。しかし、その彼女ミサキから彼女の父親がハンチントン病を煩っていると告白を受ける。ハンチントン病は遺伝性があり50%の確率でミサキもかかるかもしれないという。
主人公が「ミサキの笑顔が好きだ」と言ったことに対し、「病気になったら笑顔ではいられなくなるのよ」とミサキから言われて反省する場面がすごく切なかった。「ミサキの存在が好きだ」という言葉が凄くいい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
サ行
- 感想投稿日 : 2010年11月21日
- 読了日 : 2010年11月21日
- 本棚登録日 : 2010年10月24日
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