- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591147597
感想・レビュー・書評
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前回読んだ漫画よりも詳細に書かれてある。
神父の教え、街中で物乞いをする息子と同じ目が見えない人を、見た母の葛藤。
盲学校は監獄を学校にしていたため衛生環境が凄く悪かった。其れが変わったのはルイ・ブライユが結核に罹った後。
下院議員が視察に来て変わったのならばもっと早く誰かが来てあげれば良かった。王に認められた学校じゃないの? って思う。
バルビエ大尉が最終的にルイ・ブライユの提案を称賛したことについて此の書籍で初めて知る事が出来た。
デュフォー校長は悪く書かれるが彼なりに、目の見えない人の事を考えていたんだなと分かった。
体調が優れないルイ・ブライユに静養を促したり、身体が思うように動かず退職しようとしたら年金足りないから、ピアノを教えていけ(短い時間で回数も短くていい)と励ましていたり悪い人ではない。
ピニエ校長の件は思想の違いだ。
点字の書籍を焼却処分したのはいただけないことだが。
最終的にガゼ副校長の視覚障害者に書けない文字を使う事は、発信出来ないと同じ事と説得されてルイ・ブライユ点字が政府に認められるように行動した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「3歳のとき事故で失明したルイ・ブライユは、パリにある目の見えない人たちの学校へ通い始めます。ある日一人の軍人が、「さわって読む点の文字」を持ってルイの学校にやってきました。ルイはそれを、目の見えない人に使いやすい文字にしようと、研究を始めます。」
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点字の発展は当事者の努力、いろいろな人のサポートがあった。
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ぼくは、パリュイ神父が1番好きだった。ルイ・ブライユにいろいろ教えて、学校にも行かせてくれた。
デュフォー校長は、こわいなと思った。せいふに働きかけて、ピニエ校長を追い出してしまったから。その上、もう学校のみんなは、点字を使えなくなってしまった。でもさいごは、ブライユの点字は使われるようになったし、デュフォー校長もやさしくなった。デュフォー校長は、意地悪したんじゃなくて、自分では目の見えない人にいいと思ってしていたから、さいごはちゃんといろいろなことがわかって、やさしくなれたのかも。
ブライユは、点字を作ってすごい。(小3)