ビタミンさんの感想・レビュー

ガレー船徒刑囚の回想 (岩波文庫 青 473-1)

著者 : ジャン・マルテーユ 木崎喜代治

• 岩波書店 (1996年9月17日発売)

1700年代のルイ13〜14世の時代。
プロテスタントというだけでガレー船の漕ぎ手として10うん年もの間労役にあったというかわいそうな人の回想録。
基本的に壮絶、そして生々しい。
ガレー船に乗っていた本人の回想録はこれしかないと解説に書いてあるので貴重なのでは？
文体も平易なので長いけど結構アッサリ読めちゃったり。

感想投稿日 : 2008年10月31日

本棚登録日 : 2008年10月31日