少女マンガは恋愛のバイブルだった。「愛に生きるのが女」
「耐えてこそ純愛」「妻の座は勝利の証」・・・
少女たちは甘い夢とスゴスギのドラマでヒロイン気分に浸りながら、
恋愛・結婚観を知らず知らずに刷り込まれていた!
そして、マンガで培ってきた「こうなるはず」幻想を未だ捨てきれず、
「こんなはずじゃなかった」現実を噛みしめる。
少女マンガへの愛が甘酸っぱく広がる恋愛論。
集英社文庫(1999/10/25第一刷)
○男から献身されつつ、奪われたい 女の欲深で矛盾する願望
○愛に生きてこそ、女 一途な恋だけがホンモノ
○一線を超えるのが、怖い 性愛からの逃避と少年愛
○白馬の王子様やーい! 女の上昇志向と変身願望
○愛はおしみなく、奪うもの 独占欲・嫉妬・復讐について
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少女/こども学
- 感想投稿日 : 2008年7月22日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2008年7月22日
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