硬派で天然で、あくまで重視されるのは空気感、そして自分スタイル。下手したら気障でナルシスティックなだけ、になりそうなのに、ギリギリそうならない、マツモトトモ・マジック。ひとつ目のお話がいちばんぽかったけど、「黒鍵」は水城さんのヴァイオリニストっぽい。家庭教師と中学生のお話だけは、もう、完全に作者の世界!な感じで、ちょっと置いてけぼりに。 どの話も続きが読みたくなる、たいへん好い短編集。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2013年10月4日
- 読了日 : 2013年10月4日
- 本棚登録日 : 2013年10月4日
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