「はじめに」にあるように、情報資源の種類・生産・流通・収集・保存・特質についての大略が述べられています。
そのなかで、とくに独自の商習慣をもつ出版事情について詳しく書かれています。
また、「会計処理からみた図書館資料」(p.228-233)という項目もあり、勉強になりました。
本文に加え、注記もおもしろく、とても読みやすかったです。
各章末の参考文献や巻末索引が充実しており、助かります。
ちなみに、この本がおもしろかったので、著者が書かれている『図書館概論』も購入しました。
http://www.amazon.co.jp/dp/4650010209
些細なことですが、アルファベットが大文字のところがあったり、「インパクト=ファクター」のようなカタカナの用語を「・」でなくイコールでつないでる表現(著者または出版社の流儀?)が気になりました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
図書館情報学
- 感想投稿日 : 2015年9月27日
- 読了日 : 2015年8月2日
- 本棚登録日 : 2015年7月5日
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