邪眼: うまくいかない愛をめぐる4つの中篇

  • 河出書房新社 (2016年2月26日発売)
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本棚登録 : 134
感想 : 12
5

怖いっ。面白いっ。寓話的な感じはほとんどなく、リアルにこだわっているのかなあ、という気がする。

「邪眼」は「レベッカ」を連想させられるような前妻後妻もので、不気味ながらも、いそうなんだよねこういう夫、こういう前妻。。。
「すぐそばに いつでも いつまでも」は怖い。ひたすら怖い。
「処刑」は意外な展開で、ちょっとあっけにとられてしまった。
「平床トレーラー」はいつのまにかこっち側に味方してしまう。

充分巨匠なのに、こんな怖さをえぐるジョイス・キャロル・オーツ、いいなあ。。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ゴラム、ゴラム
感想投稿日 : 2016年4月27日
読了日 : 2016年4月27日
本棚登録日 : 2016年3月4日

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