戦場のガールズライフ

著者 :
  • 小学館 (2006年12月1日発売)
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本棚登録 : 83
感想 : 15

映画「グッモーエビアン!」がちょっと可愛かったので、同じ著者の本を読んでみた。登場人物が名古屋人なのは同じだけど、今度の舞台は東京。高校の同級生4人が、ふとしたきっかけで共同生活を始めたところを書いてる。

過剰なキャラクターがわかりやすくて受けるんだろうか。とにもかくにも「普通じゃつまらない」というのが、いちばん言いたいことのように読めた。

表紙には、その4人が描かれてるけど、希奈子のオレンジ、珠子のグリーンは、まさにイメージ通り。だけど美深はピンクよりブルー、由美はバイオレットが合うと思うな、個人的には。

あと、この4人、由美が「火」、珠子が「地」、美深「水」、希奈子「風」って、四元素にすっきり割り振れるなーと思って読んだ。4つの元素を混ぜたりしながら金を作るのが錬金術だけど、この子たちの場合も、みんなでいるから化学反応したり、変化したりするんだろうなって。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2013年9月2日
読了日 : 2013年9月2日
本棚登録日 : 2013年9月2日

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