例によって、すごく困った気持ちにさせる高橋秀実さんの一冊。これを読むと「古いしきたりの中で連日の猛稽古に堪えて刻苦勉励してる」っていうおすもうさんのイメージが、どんどん揺らいでくる。とことん現場の感覚にこだわる著者ならでは。
相撲に限らず、「伝統」が麗々しく持ち出されるときには、眉にたっぷりつばをつけなくちゃいけないんだよね。
読書状況:読み終わった
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エンタメノンフ
- 感想投稿日 : 2013年10月9日
- 読了日 : 2013年10月9日
- 本棚登録日 : 2013年10月9日
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