沖縄文学。1967年。芥川賞受賞。
沖縄問題の原点がここにあるような気がする。
芥川賞まで取っているの、あまり知られていないかも。
穿った見方をすれば、問題点が浮き彫りになることを恐れる何者かの策略か。見せかけの「愛」の中にすっぽり覆われてしまった「差別意識」のようなものを感じる。
沖縄をわかっているような、わかろうとしているような、それでいて、何もわかっていない、わかろうとしていない我々がいる気もする。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
岩波現代文庫 文芸
- 感想投稿日 : 2011年10月14日
- 読了日 : 2011年10月14日
- 本棚登録日 : 2011年10月14日
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