封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ (5) (小学館ルルル文庫 し 2-8)

著者 :
  • 小学館 (2009年7月31日発売)
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本棚登録 : 155
感想 : 19
3

最終巻。
本編では一族に君臨してた桐子様の幼少期と、将来の夫で妖怪を使役する武見志郎のお話。

こんなに近しかったのに本編では二人の鬼はもう2つの家寄りな感じ・・・武見さんもなくなってるし、いろいろさみしいような、桐子様。まあこちらのエピソードのほうが後だしなんだけれども。最後に百鬼夜行がお別れの挨拶に来るのが切ない。街灯(文明開化)が普及して闇が消えていく時代なのですが。

時代的にも妖怪が出てくる内容的にもちょっと小野不由美の「東京異聞」のような作品。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: フィクション
感想投稿日 : 2011年12月21日
読了日 : 2011年12月21日
本棚登録日 : 2011年12月20日

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