最終巻。
本編では一族に君臨してた桐子様の幼少期と、将来の夫で妖怪を使役する武見志郎のお話。
こんなに近しかったのに本編では二人の鬼はもう2つの家寄りな感じ・・・武見さんもなくなってるし、いろいろさみしいような、桐子様。まあこちらのエピソードのほうが後だしなんだけれども。最後に百鬼夜行がお別れの挨拶に来るのが切ない。街灯(文明開化)が普及して闇が消えていく時代なのですが。
時代的にも妖怪が出てくる内容的にもちょっと小野不由美の「東京異聞」のような作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
フィクション
- 感想投稿日 : 2011年12月21日
- 読了日 : 2011年12月21日
- 本棚登録日 : 2011年12月20日
みんなの感想をみる