「見える化」仕事術

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008年12月20日発売)
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「見える化」によって、仕事の効率をあげるための様々な手法が解説されている。

基本的に、見える化=図がついてる精密なマニュアル作成と考えてよい。

「見える化」をすることで、

・ルーチン業務を誰がやっても同じレベルにできる。
・仕事を教える側の手間が省ける
・仕事の質を一定水準に保てる
・思考を深化できる
・共有することで容易に改良できる

などがあり、また自分自身でも

・考えが整理される
・考えが俯瞰できるので、欠陥を見つけやすい
・考えの範囲が明確になる
・考えを操作して改善できる

プロジェクトも、PDCA=Plan,Do,Check,Actionの各段階を「見える化」することで、進行をスムーズにし、イメージの明確化で強い動機を維持できる。

全体的に真新しさはないのだけれども、マニュアル化に関してきれいにまとまっているし、細かい方法論がのっているので、実際、事に当たっている人間にとっては参考になる点が多い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Working Skill 生産性向上
感想投稿日 : 2012年4月2日
読了日 : 2012年4月2日
本棚登録日 : 2012年3月24日

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