古川日出男といえばなんだか猛々しいイメージだったが、これはいい。主人公の語り口が誠実で優しい。
文章の長さに対してちょっと登場人物過多な気もしなくもないが、たくさんの人を巻き添えて楽しみが広がっていくようなところもこの小説の良さのひとつであって。
タイトル通り、夏休みのワクワク感に満たされる小説。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年6月28日
- 読了日 : 2012年6月28日
- 本棚登録日 : 2012年6月24日
みんなの感想をみる