最初の5、60ページまでのあちこちへ飛ぶ場面、文章中の太字、字間の開き。内容把握がしづらいうえに、不快な会話文で、イライラしていた。
そこまで読むのにどれほどかかったことか。
結局最初から読み直して、最後まで半日ほどで読んだ。
100ページを超えたくらいから、まあ、何となくこの話の方向性がみえたが、あらゆる場面での、登場人物に関する説明的な装飾的なものが、うっとおしく思えた。
カジュアル(犯罪数値解析法)、この世に存在するすべての遺伝情報を数値に置き換えたWALLを元にした犯罪捜査・・・・これに関しては興味を抱いたけれど、それも、あまり役立たずしまい。
読み終えたことには満足感はあるが、話の内容的には読まなくても良かったという感想だけが残った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
山部拓人
- 感想投稿日 : 2013年3月29日
- 読了日 : 2013年3月29日
- 本棚登録日 : 2013年3月24日
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