なんだかものすっごく評判がいいので読んでみたのだけど。
すみません、普通くらいにはおもしろかったけれども、正直言って、今年のベストとかに選ばれるほどのよさがわたしにはわかりませんでした。
どこがそれほどよかった??
わたしがなにかいろいろ読み落としているんだろうけれど。
う最初は、この遮断された地区、貧しい人々の住む犯罪の巣窟のような団地の背景やそこに住む人々についてが描かれるのかと思ったら、それほどでもなく、暴動が起きたら暴動からの脱出劇みたいなストーリーがメインになっていって、なんだか中途半端な感じがしてしまい……。発端の少女が姿を消したっていう事件もなんだか影が薄くなっていったような……。
あと、その暴動からの脱出劇で、ジミーという男性が急に主役みたいになって、そこから文章も急にユーモアとか明るさが出てきたような。いいんだけど、なにか前半の陰気な感じとそぐわなくなっていったような……。なんとなく全体的にちぐはぐな感じがしてしまったのだけれど……。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年12月28日
- 読了日 : 2013年12月28日
- 本棚登録日 : 2013年12月28日
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