平和のための戦争論: 集団的自衛権は何をもたらすのか? (ちくま新書 1111)

著者 :
  • 筑摩書房 (2015年2月4日発売)
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感想 : 14
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集団的自衛権に関して、国際政治の立場から議論が進められている。安全保障に関する言葉について、基本的なことを知りたい場合は、本書は有益。

基本的なことが書かれているので、その点については良いとは思うが、筆者の中でじっくり考えられて書かれてはいない感じがした。例えば、第1章で覇権に関する議論が出ているが、学説の紹介に終始している印象を受け、この点が残念。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国際政治
感想投稿日 : 2015年8月30日
読了日 : 2015年8月30日
本棚登録日 : 2015年8月30日

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