蝦夷の末裔: 前九年・後三年の役の実像 (中公新書 1041)

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  • 中央公論新社 (1991年9月1日発売)
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平安時代中期、陸奥の北上川中流域を席巻していた安倍氏と、出羽の山北地方一帯を押さえていた清原氏は、その勢力が最大に拡張したとき、国家権力の介入を招いて滅亡の災禍に見舞われる。前九年の役、後三年の役の両合戦である。古代東北史を語る上で不可欠の大事件にも拘わらず、顛末を伝える史料に乏しく、検証も疎かにされてきた両合戦の実像を、厳密な史料批判のもと再検討し、蝦夷の末裔である安倍・清原氏の興亡を描く。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2017年1月19日
読了日 : 2017年1月17日
本棚登録日 : 2016年12月11日

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