ぼくらの祖国 (扶桑社新書 188)

著者 :
  • 扶桑社 (2015年8月7日発売)
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本棚登録 : 332
感想 : 34
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青山繁晴さんの本を初めて読ませてもらいました。青山さんのお話はYouTubeやポッドキャストで何度か聞かせてもらってますが、とても熱い力強いコメントに敬服するばかりです。

「ぼくらの祖国」は、3.11による福島第一原発事故のこと、第2次世界大戦(太平洋戦争)の硫黄島でのこと、その後に硫黄島に何がおこっているのか? 何が問題なのか? が鮮明に書かれていて心が締め付けられる思いでした。そして、最後は資源のない我が国の可能性を明確に示された「メタンハイドレート」のこと。

日本が敗戦から今日までの間、「祖国」を真剣に考えてこなかったこと、真剣に教育を行ってこなかったこと・・・自分自身、もう一度やり直したい気持ちでいっぱいになりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会・歴史
感想投稿日 : 2017年6月1日
読了日 : 2017年5月16日
本棚登録日 : 2017年5月16日

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